2012/12/03
南海トラフ巨大地震に備える


先日、アクト中ホールで行われた、
浜松宅建支部主催の「南海トラフ　巨大地震に備える」講演を聞きに行きました。

東北大学箕浦幸治教授がお話されました。

印象的だった話が、

○伊達正宗の日記には、
仙台を襲った大地震と津波を目撃した記述があり、
伊達正宗はその地震と津波を受けて、
仙台の中心街を海から少し離れたところにもってきた

○869年（貞観11年）に起こった三陸沖の地震前後、
当時の役人の試験問題で「地震についての考察せよ」という問題が出題されている

→しかも、その問題に対する菅原道真の解答が残っている！

○箕浦教授も東日本大震災を体験されたそうですが、
その時は、揺れによって
「物が下に落ちる」のではなく、
「物が横にとびかう」揺れだった

東日本大震災の記憶も時間とともに少しずつ薄れてきてしまいますが、
忘れてはいけないなあ、と実感しました。


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